木守り

3pt   2017-05-15 02:00
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750 :本当にあった怖い名無し :2010/11/02(火) 22:01:24 ID:xGSMRQoX0皆様は木守りという風習を御存知でしょうか。 実った木の実を全て取り入れてしまわず、いくつか残す風習は昔からあって、 取り入れずに残した実のことを、木守り(きまもり)と呼びます。 諸説ありますが、来年もまた沢山の実をつけてくれるように、という願いを込めた行為です。 
これは、私の祖父の姉が子供の頃に体験したお話です。
祖父の家の裏山には、大きな柿の木があります。 その柿は渋柿で、毎年干し柿をたくさん作っています。 祖父の家では、一本の縄に10個ずつ柿を吊るします。それがズラーッと並ぶと壮観ですね。 良い具合に干された頃に、猿がやってきて盗んで行く事もあるそうです。 毎年、学校から帰ると、お婆ちゃん(祖父の祖母)と姉、弟と一緒に干し柿作りをしていました。 
その年の秋も、裏山の柿の木は鈴生りに実を付けていました。 お婆ちゃんは風邪をこじらせ寝込んでしまっており、祖父と姉が干し柿作りを任されました。 柿の実は父親が取り入れてくれており、皮を剥いて縄に吊るすだけです。 祖父と姉は数日掛かりで作業しました。
そろそろ終わりに近付いた頃、姉は柿の実の数が足りない事に気がつきました。 柿が7個しかありません。几帳面な姉は、木にいくつか残っていた事を思い出して見に行きました。 ちょうど3個残っています。姉は少し考えたんですが、区切りが良いので取ることにしました。 
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