デジャブ

4pt   2017-04-16 02:00
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176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/18(金) 01:12:48 親戚に不思議な子がいた。 2日に一回は既視感を体験するらしい。 どこかで見たことがある記憶が、現実から若干遅れて再生されるアレだ。 
ある日、俺はその子とその子の妹の3人で留守番をしていた。 夏の暑い日だった。親は寄り合いか何かで出かけていて、冷房の効いた締め切った部屋の中にも蝉の声が響いていた。 お菓子を食べながら、トムとジェリーを見ていた。 妹がその子に言う。「おねえちゃん、ジュースなくなった」 その子は冷蔵庫の前に行きジュースを取り出し、妹のコップに注ぎ始めた時に「あ…これ見た」と呟いた。 「おねえちゃん、もうちょっといれてよ」「お姉ちゃん、もうちょっと入れてよ」寸分違わず同じことを同じように発音する姉妹。 その子は俺の方を見る。「またデジャブ?」「またデジャブ?」 俺の声と重なる声。その後、誰も座っていないソファを見る。 「私の言葉、取らないでよ」 そう言った直後、その子が青ざめて、俺の背中に隠れようとする。 「どうした?大丈夫」俺の問いかけにも応えず、肩に置かれた手で、どうやら震えていると分かった。 「ピンポーン」ピンポーン呼び鈴がなる。まだデジャブは続いているようだった。 
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