地下鉄のエスカレーター

2pt   2018-11-05 15:03
都市伝説・・・奇憚・・・blog

350:本当にあった怖い名無し:2007/01/16(火)12:42:40ID:/kWWBoHz0
とある、ヨーロッパの国に留学してた時の話を

まぁ言葉もままなら無い頃、よく日本人の友達を家に呼んで飲んでたんだが。

俺の家は、屋根裏で大き目の丸窓から地下鉄の出口が見える。
エスカレーターだけでモロに出口専用なのだが、怖いのはたまに夜中過ぎに意味もなく動き始めること。
夜中なもんだから車どおりもなく、音が良く響いて「ブーン」ってなるんだがこれが怖い。
たまに丸窓から覗いて確かめるんだがこれが誰もいない。

まぁそんなことがたまに起こる程度だった。



351:本当にあった怖い名無し:2007/01/16(火)12:51:12ID:/kWWBoHz0
ところがある週末、いつものように友達を呼んで飲もうと思い、
一番仲の良い画学生に連絡をした。
今ちょうど別の友達と飲んでたらしく、家に来るとのこと。

一時間ほどして、そいつが来たわけだが連れはなんと可愛い女の子。
同じ学校で唯一の日本人で、俺は
「羨ましい」
と思ったのを良く覚えている。

で、その3人で飲み始め芸術や最近のこの町のことを語ったりしてた。
(俺は美術史の学生だった)

12時を過ぎ終電が無くなり、治安もあまり良くない場所なのでいつものように
「泊まってけ。」
と言ってまた再び飲みだした。
丸窓の傍でタバコを吸っている俺の友達が
「エスカレーター動いてるぜ。」
と。

時計を見たら2時過ぎ、
「またか。」
と思い、
「たまにあんだよ。」
と説明した。



352:本当にあった怖い名無し:2007/01/16(火)13:00:26ID:/kWWBoHz0
するとつれの女の子が興味をもったらしく
「どれどれ」
とその丸窓を覗いていた。
「本当だ。」
となんだかはしゃいでいた。

俺は俺で酒を飲みながら
「独りでそれがあると怖い。」
だのとあーでもない、こーでもないと話していた。
実はその娘が気に入りだしてたわけだが。

しばらく覗いている彼女がふと
「誰かいるよ。」
と言って俺を呼んだ。
「まさかぁ。」
酔っ払いかなんかだろうと隣から覗くと誰もいない。

「いないじゃん。」
そういって彼女を見ると
「いないねぇ。」
と俺の友達も
「誰もいるわけ無い。」
と言ってタバコをふかしていた。

俺はトイレに行き、友達はタバコを吸い終わり部屋で飲み始めた。
ところがずーっと覗いている彼女が、いきなり
「あっ!」
と小さく叫んだから
二人ともびっくりして
「どうしたん?」
と聞くと、

「二人出てきたよ。お母さんと子供かな」

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